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【資料公開】アジャイルな開発からアジャイルな組織へ
みなさんこんにちは。@ryuzeeです。
2012年3月16日に実施されたAgile Japanの大阪メイン会場に登壇させていただきました。 発表の資料を以下に公開します。
会場の外まで立ち見が溢れるくらいの多くの方にお越しいただき感謝するとともに、ご不便をおかけした方にはお詫びしたいと思います。
僕が話した内容は、実は単に実際の現場で、現場を良くしたいと思っている皆さんの胸のうちを代弁しただけです。 アジャイルという単語、スクラムやXPといった手法の名前自体の認知度があがって、ともすればこれらを導入すれば全てうまくいくんだ、と誤解を生んでいるのではないかと感じています。
でも手法は手法でしかなく(したがってスクラムやXPを導入しているからといって自分たちのアジャイル度合いが高いとは限らない)、目的に応じてそれにあった方法、自分たちがゴールを達成するのに最適だと思う方法を脳みそ振り絞って考えて実践してダメなら改善して、というサイクルを繰り返すしかありません。 現状維持は後退です。 もっと僕達にはうまくやる方法があるはずだ。 もっと顧客に価値を届けたい。 もっと会社の利益をあげたい。 もっと自分たちのQOLを向上したい、そういう態度がなければいけません。 態度重要。 それがないと、うまく行かないときに手法を言い訳に使ってしまいます。
僕達はなにより顧客に早期から繰り返し価値あるソフトウェアを届けていかなければいけません。 そんなにすぐ組織が変わるわけでもないかもしれない。 でもやれることはたくさんありますし、言いにくいことでも正しいことは言わないといけません。 できるところから改善していくしかないのです。 そこまでやってから次のことを考えてもいいのではないかと思います。
それでは。