スクラムにおけるイベントと出席者
みなさんこんにちは。@ryuzeeです。
スクラムにおけるイベントはスプリントプランニング、デイリースクラム、スプリントレビュー、スプリントレトロスペクティブの4つがあります(スプリント自体もイベントですが他のイベントの入れ物なので除外しました)。 また責任としてはプロダクトオーナー、スクラムマスター、開発者、そしてそれ以外のステークホルダーに分けられます。 誰がどのイベントに出席するべきなのかについて、マトリクス化された資料が存在しなかったので、作成してみました。なお、イベントではありませんが、プロダクトバックログリファインメントを参考までに入れました
以下補足です。
プロダクトオーナーのデイリースクラムへの出席
出席しません。
デイリースクラムでやるべきことは開発者がスプリントゴールを達成できそうか確認し、必要なら再計画のきっかけにすることです。 開発者がスプリントゴールの達成にリスクがあると判断する場合は、デイリースクラム終了後にすぐに個別にミーティングを行うこともあります。 その場でプロダクトオーナーは開発者にプロダクトバックログアイテムの中身の再説明やチームからの質問に答えたりといった共同作業を行う必要があります。
スクラムマスターのデイリースクラムへの出席
参加はコンテキストに依存します。必ずしも必須ではありません。
スクラムマスターは、デイリースクラムがうまくいくように開発者にルールを守らせるのが責務です。 開発者がうまくいっていれば、スクラムマスターは参加しなくて構いません。
プロダクトオーナーのスプリントレトロスペクティブへの出席
スクラム全体の改善の場なので、スクラムチーム全員の参加が必要です。
ステークホルダーの扱い
図ではステークホルダーが放置されているように見えますがもちろんそんなことはありません。 最大の接点はスプリントレビューですが、それ以外でも必要ならスクラムチームがステークホルダーにヒアリングするために別の場を作ることもあります。
それでは。