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より良いユーザーストーリーを書くための10個のヒント
みなさんこんにちは。@ryuzeeです。
Roman Pichler氏によるユーザーストーリーの書き方の資料が分かりやすいので紹介します。
https://www.romanpichler.com/wp-content/uploads/2013/06/WritingGreatUserStories.pdf
より良いユーザーストーリーを書くための10個のヒント
- システムの利用者に焦点をあてる
- ストーリーの記述ではユーザーロールを意識する
- ユーザーストーリーをもとに議論する
- ユーザーストーリーはチームとステークホルダー間の議論を活性化させるための道具
- ユーザーストーリーは仕様ではなく、機能に関する議論のエッセンスである
- ユーザーストーリーを書くのはチーム全体の仕事
- ユーザーストーリーを書くのに全員が協力する
- ユーザーストーリーをより良くするために定期的にバックログリファインメントを行う
- シンプルに保つ
- あいまいな表現や言葉は避けて誰でも理解できる言葉で書く
- 重要なことにフォーカスし、必要以外のことは書かない
- より良くするために継続的にリファインする
- **受け入れ基準(Acceptance Criteria)**を使う
- ユーザーストーリーをよりわかりやすくするためにAcceptance Criteriaを使う
- Acceptance Criteriaがあるということはテスト可能ということ
- ストーリーは最低3〜5個のAcceptance Criteriaを持っていることがお勧め
- ストーリーをグループ分けしてテーマにする
- テーマ分けすることで網羅性が分かる
- テーマ分けすることで優先度の高いストーリーが分かる
- 紙のカードを使う
- カードは共同作業を促進させる(簡単に選んだり書き足したりできる)
- テーブルの上で簡単にグループ分けしたりできる
- もしバックログの管理にソフトウェアを使ってるなら、一旦プリントアウトして、またあとで変更を登録しなおした方が良い
- ユーザーストーリーを可視化する
- ユーザーストーリーの中身はどんどん議論されるべきなので見える壁等に貼っておく
- ユーザーストーリーとしては記述できないものもある
- 制約事項などはユーザーストーリーとしては記述できないが、別の形で書いておく
それでは。