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フィードバックループについての分かりやすい資料
みなさんこんにちは。@ryuzeeです。
アジャイルな開発における重要な要素として、「フィードバックのループ」があります。 このループによって日々のプロセスや行動や品質が改善されていくことになります。 また小さな問題を無視してしまって後になってから大きな問題になることを防げますし、作り過ぎの無駄も防げます。
以下の図は、VersionOne社が公開しているフィードバックループに関するポスターで、全体像を非常にわかりやすく示しているので紹介します。
© VersionOne
以下項目を説明します。
継続的なフィードバック
- TDD
- 常時ビルド
- リファクタリング
- 常時結合
- 人と人との協調
他にはペアプロぐラミングなども該当します。
1日単位でのフィードバック
- デイリースタンドアップミーティング
- 受入テストの実行 (※1 夜間等に全自動テストを実行するイメージ)
僕のところでは受け入れテストに限らず、Subversionのコミットログを集計してグラフ化したり、PMDやCPDやCheckStyle等のコード解析ツールも夜間に走らせています。 どこまでテストするかは完成の定義にもよります。
スプリント/イテレーション単位でのフィードバック
- スプリント/イテレーション計画
- レビュー
- レトロスペクティブ(ふりかえり)
リリース単位でのフィードバック
- リリース計画
- プロダクトバックログ (※2)
- 見積り (※2)
スクラムにおいてはプロダクトバックログの精査や見積りのし直しや確認はスプリント単位で行うことが推奨されています。 このあたりは何スプリント単位でリリースするのか?1スプリントはどのくらいの期間か?といった点によって判断は変わってきます。
それでは。