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スクラムのアンチパターン「ScrumBut」とは?
みなさんこんにちは。@ryuzeeです。
意外と日本語でScrumButのことが紹介されているページがないので紹介しておきましょう。 Jurgen氏のScrumButs Are the Best Part of Scrumの冒頭を抜粋・意訳しました。
ScrumButとは以下のようなものだ。
- 「我々はスクラムを利用している。だけど」「我々には特殊な事情がある」「それゆえにスクラムを変更する必要がある」
- (原文) “We use Scrum, but” “we have these unique circumstances” “so we have had to modify Scrum so it works here”
もっと短く言うと、
- ScrumBut = (したがっていないプラクティス)(ロジカルな言い訳)(回避方法)
さらには以下のようにも定義できる。
scrumbut [skruhmbut] 名詞
- アジャイルプロジェクトマネジメントや開発メソッドの一部だけに従う人のこと
- セミ・アジャイルや似非ウォーターフォールの開発メソッドに従う人のこと
- スクラムのメソトロジーをいくつか拝借して適用する人のこと
- 一般的には、「スクラムをしていますか」という質問に対して、「(やってます。)だけど」と答える人のこと
「だけど・・・」に逃げ込むと、改善が進まなくなります。 ふりかえりなどを使って、そうならないようにしなければいけません。
それでは。