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Scrum Guide Reordered(日本語版)

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。

スクラム実践者のバイブルとなるのがスクラムガイドです。

本文は、日本語版の場合で12ページと分量は少ないですが、多くの人のフィードバックを受けて何度も改訂しているだけあって必要なことが凝縮されています。 チームで定期的に読み合わせをすると学びがあって良いのではないかと思います(安定の角さん翻訳で読みやすさも抜群です)。

一方で、スクラムでは責任とイベントと作成物が密接な関係を持つため。どの順番に説明しようとしても、まだ説明していない他の要素に依存したり、説明が分散したりします。 これは構造上仕方がないことですが、初学者にとってはとっつきにくさもあるかもしれません。

例えば、スプリントレビューの内容に関する記述は、スクラムガイド日本語版では、7ページ、10ページ〜11ページ、13ページに分散しています。 10ページから11ページがスプリントレビューそのものの説明ですが、ここだけを見ると完成しているインクリメントだけを提示するべきだというのは分からないかもしれません(7ページか13ページを見れば分かります)。

そこで役に立つのが、スクラムガイドの文章をキーワード別に分類して並べ替えたこのドキュメントです。

前述の「スプリントレビュー」の場合は、以下のようになっています。



本書は、Ken Schwaber氏とJeff Sutherland氏が作成した『Scrum Guide(2020 年版)』をもとにStefan Wolpers氏が作成した『Scrum Guide– Reordered』を日本語化したものです。 スクラムガイドの日本語訳は、角征典さんが翻訳したスクラムガイド日本語版を利用しています。

オリジナルのドキュメントはそれぞれ以下から入手できます。素晴らしいドキュメントを作成、翻訳した皆様に感謝いたします。

スクラムガイドがクリエイティブ・コモンズ 表示-継承 4.0 国際ライセンス(CC BY-SA 4.0)で提供されていますので、その派生物である本文書も同一のライセンスとなります。 ライセンス条項を一読の上ご利用ください。
https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/legalcode.ja

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それでは。