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【資料公開】DevOpsの基本
こんにちは。@ryuzeeです。
営業でDevOpsの基本の話をしてきましたので資料を公開しておきます。中身自体は昨年11月に楽天テクノロジーカンファレンスで話した内容を日本語化したものです。
DevOpsに関してはいまだに実体がなんなのかという議論がなされていますが、僕自身の現時点での解釈は、ビジネス上の意思決定から実際に顧客に届ける全体の流れの話であると考えています。すなわちいかにリードタイムを短くするかとスループットを大きくするか、ということです。(それってリーンじゃん、と言われればその通り)
デプロイの回数が測定基準である、という記述も見かけますが、デプロイの回数は、あくまでバリューストリームの末端の「個別プロセス」の話でしかないので、物理的に一日に10回デプロイボタンが押せても、意思決定から価値化までの時間は長い、ということがありえます。 Build・Measure・Learnのフィードバックサイクルはビジネス上の意思決定(大小はもちろんさまざまですが)を実際に届けてそれを評価してまた次のアクションを取るということなので、Buildの中の1要素であるデプロイだけを指標として見ない方がいいのでは、ということです。
このあたりの流れの改善の話は、今度発売されるKanban in Actionの日本語版でも解説されていますので、その際には是非手にとっていただければと思います。また、こういった流れの見える化やあるべき姿の検討などご支援いたしますので、お気軽にお問い合わせください。