スクラムにおける会議体と出席者

 2011/05/10
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みなさんこんにちは。@ryuzeeです。

スクラムにおける会議体はスプリントプランニング、デイリースクラム、スプリントレビュー、レトロスペクティブ(ふりかえり)、プロダクトバックログリファインメントの5つがあります(そのほかにリリースプランニング等もありますが今回は対象外にしました)。 またロールとしてはプロダクトオーナー、スクラムマスター、チーム、そしてそれ以外のステークホルダーに分けられます。 誰がどの会議に出席するべきなのかについて、マトリクス化された資料が存在しなかったので、今回いろんなコーチの意見を聞きつつ作成してみました。

以下補足です。

プロダクトオーナーのデイリースクラムへの出席

15分の中では参加しないことが多いです。

デイリースクラムでやるべきことは開発チームがスプリントゴールを達成できそうか確認し、必要なら再計画のキッカケにすることです。 困っていることがある場合、デイリースクラム終了後にすぐに個別にミーティングを行うことは好ましい対応です。 その場においてはプロダクトオーナーは開発チームにバックログの中身の再説明やチームからの質問に答えたりといった共同作業を行う必要があります。

  • Mike Cohnはプロダクトオーナーも参加すべしとしている
  • Scrum.orgでは、プロダクトオーナーは必要な時に質問できる状況であればプロダクトオーナーはいなくても良いとしている
  • CollabNetでは有効なことも多いが問題となることもある、としている

スクラムマスターのデイリースクラムへの出席

参加はコンテキストに依存。必ずしも必須ではない。

デイリースクラムがうまくいくようにルールを守らせるプロセスの番人役として参加する。 チームがうまくいっていればスクラムマスターは参加しなくても良い

  • Scrum.orgでそのように記載あり
  • Mike Cohnはスクラムマスターも参加すべしとしている

プロダクトオーナーのレトロスペクティブ(ふりかえり)への出席

参加する。

ただし、プロダクトオーナーがいると率直な問題点を明らかにできない場合はプロダクトオーナー抜きで行う。

  • ヘンリックのチェックリストではプロダクトオーナーもふりかえりに参加すること、とある

ステークホルダーの扱い

図ではステークホルダーが放置されているように見えますがもちろんそんなことはなく、ステークホルダーからの意見はプロダクトオーナーが別の場所で収集し、必要なものについてはプロダクトバックログ項目化して開発チームに引き渡すことになります。 多数のステークホルダーが思ったことを開発チームに直接指示してしまうようなことは徹底的に避けなければならないためにこのような形になっています。

それでは。

 2011/05/10
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