あなたのチームのスクラムマスターがうまく作用しない7つの理由

 2011/11/12
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7 Reasons Your Scrum Master May Be Underperforming より適当意訳にて紹介。 うまくいかないスクラムマスターのパターンは以下にあがっている以外にも沢山あるが、個人的には、スクラムマスターがチームのファシリテーション役や問題の解決役にならずに、指示出し役になってしまっているケースが良くないケースだと思う。往々にしてそういう場合はスクラムマスターがチームのメンバーよりも社内の役職上立場が上だったりする。スクラムで開発する場合、スクラムのロールの帽子をかぶる人は、少なくともプロジェクトの中では役職の帽子は脱いだほうが良いだろうと思う。


チームで偉大で効果的なスクラムマスターを持つために何を必要とするだろうか?

スクラムマスターは私が思うにスクラムチームの中で最も誤解されている役割のひとつだ。スクラムマスターはチームがベストな成果をあげられるよう保証する重大な役割だ。

効果的なスクラムマスターは週に数時間だけスクラムマスターの帽子をかぶるような人のことではない。思うに効果的なスクラムマスターは少なくとも以下にあげる3つの要素を持っていなければならない。

3つの要素

  1. スクラムマスターである、ということが何を意味しているか理解している(これは当たり前のことのように聞こえるが、往々にしてそうでもない)スクラムマスターのコースで教わることは現場では最低限のことだと思う。これにはアジャイルマニフェストやリーンの原則やソフトウェア開発のメカニズムについての理解ももちろん含まれる。
  2. 改善しより良くするために学習することを生まれつき自然に欲していること
  3. 仕事をうまく進めることが出来るように同僚やチームや組織をサポートすること

私は沢山の種類の異なるスクラムチームを見てきたが、うまく作用していないスクラムマスターについて考えたときいくつかの共通の事項があることに気づいた。

問題

  1. スクラムマスターが異なる7つのチームに対する責任を負っている
  2. スクラムマスターが単にスタンドアップミーティングへの招待を送ったりふりかえりで議事録をとるといった責任をもった単なる開発者の一人である。
  3. スクラムマスターがQAチームから来た単にバグ修正のカードをストーリーボードに貼るだけの人である。
  4. スクラムマスターがアジャイルマニフェストをソラで言えない
  5. スクラムマスターがスクラムやアジャイルについて触れたことがあるのは、2日間にわたる認定スクラムマスターコースだけ、もしくは最悪の場合まったく触れたことがない
  6. ふりかえりでのフィードバックをうけてチームの仕事のプロセスを現実的に変更したり、チームの仕事のやり方を改善することが出来ない
  7. チームや製品に対して最終的な責任を負っているプロダクトオーナーやビジネスオーナーが、染み付いた昔ながらのウォーターフォールプロセスを変えることなしに、予測可能性や増大するアウトプットや説明責任を求めるような人である

他にもあることは分かってはいるが、もしこれらのいずれかをあなたのスクラムチームで見かけるなら、どうやってプロジェクトを立ち上げたのか見てみたいと思うはずだ。これらのことはこのロールにおいて行動している人自身にとっては常に問題になっているわけではない。この手の問題の多くはロールに対する組織的な誤解に由来していることに注意してほしい。


 2011/11/12
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