Blog

アジャイル動物園 - 豚と鶏と他の動物たち

 2011/08/28
このエントリーをはてなブックマークに追加

みなさんこんにちは。@ryuzeeです。

アジャイルなプロジェクトに関係する人を比喩する方法としては、豚と鶏の話が有名ですが、拡張バージョンとして、さらに多数の動物が出てくるアジャイル動物園の話をご紹介します。 原文はAgile Animal Farm - Pigs, Chickens, and moreです。

昔むかし、鶏と豚が田舎道を歩いていました。鶏は豚の方に振り返ってこう言いました。 「すごいアイディアがあるんだ!Ham-n-Eggsっていう朝食のレストランを始めようよ!」 豚はしばし考えて言いました。 「いや、やめとくよ。君は単に卵を提供するだけで、僕のベーコンを焼いている間に、その気になればどこかに行ってしまうことができちゃうじゃん」

このアジャイル界隈でいまだ使われている例示はアジャイルチームに本当にコミットしている人なのかどうかの区別をつけることについての理解を助けてくれる。 しかし実世界においては、豚は鶏と一緒に仕事をする必要があるだろうし、周りには他の動物もたくさんいるのだ。 ここではそれぞれの動物についてより詳しくみていこう。 僕が見たり聞いたことがあるのは、豚、鶏、キツネ、カモメなんだけど、それに加えて、いくつかの新しい動物(ネズミ、ネコ、雄牛)についても紹介することにする。あなたはアジャイル開発の現場でどれだけ見たことがあるだろうか?

彼らはプロジェクトやアジャイルチームに自分の身を捧げている。仕事に対してコミットしている。彼らは豚小屋の中で仕事とその環境と分担して仕事をすることを好んでいる他の豚とともに働いている。もしアジャイルを正しく実践していれば、彼らはより喜んで毎日彼らのベーコンをラインに送り出すことだろう。それは彼ら自身が仕事に責任を持っているためだ。 彼らはプロジェクトの成功のために積極的で責任をもっており、また、全部ではないが多くのチームではプロジェクトや彼らのチームの成功に直結するパフォーマンスのゴールを持っていることが多い。

彼らはプロジェクトを行き来する。卵を提供するという点で鶏はとても役にたつ一方で、彼らは献身的なチームメンバーではないので常に全てのコンテキストを理解しているわけではない。なので時々腐った卵を突発的に提供してくることはあるかもしれない。彼らは、プロジェクトの成功に直結するパフォーマンスゴールのごく一部を担っていたとしても、プロジェクトの成功には責任をもっていない。

キツネ

彼らは誰が確かな技術やアイデアを持っているのかを見極めながらコソコソとチームに入り込んでくる。そして、彼らはチームからチームメンバーというリソースを盗むだけではなく、アイデアすらも盗んでいったりする。 とはいえ。目先の仕事においては彼らはとても静かなので、そこまで悲観することもない。彼ら自身も彼らの成功に対しては献身的なのだ。

カモメ

彼らはプロジェクトの周りを飛び回るけど本当に何も貢献しない。 彼らは単に人の話を聞いた上で議論することを楽しんでおり、自分たちが価値を追加しているふりをしている。しかし彼らはアジャイルチームのメンバーである豚をイライラさせるだけだ。 しばしば、彼らはプロジェクトに急降下してくることを好み、プロジェクトに関係があるかのように振舞う(そして違うことを言う)。彼らはとても悲観的で、しったかぶった態度でわめき立て、チームやアイデアを息切れさせてしまう。

ネズミ

彼らはトピックスの詳細を得るためにチームの信頼を利用する詐欺師タイプだ。そして今進んでいることを裏切る。 アジャイルチームにおいては、彼らは完全なアンチアジャイルであるためにチームにとって詐欺師となるのだ。もっとも単に純粋に悲観的な人なだけかもしれないが。 彼らはチームがある状況化において下した決定を知り、プロジェクトを失敗させるように事実をねじ曲げたりする。 こういう詐欺師はできる限りはやく特定してチームから追い出すべきだ。

ネコ

彼らはチームにおいて本当に何も分担せず代わりに寝ていることを好むような怠け者タイプだ。 彼らはほとんど意図的に消極的な態度をとり、プロジェクトで何年間もただ時間をすごすのに慣れており、仕事に対して所有者意識をもつことに全く興味を示さない。彼らはポジティブでもネガティブでもなく、単に一人でいることを好んでいる。 チームメンバーはこの振る舞いに気付き始め、彼らはチームの一員になることにまったく興味がないということを理解するだろう。

雄牛

彼らはチームが何を行うべきであるか伝え続けることができると考えているコマンドコントロールタイプ(しばしば管理)だ。 いじめのように、チームに飛び込んでいき、チームの作業について指示しようとし、そしてしばしば、チームの機能的な製品開発から道を外させる。典型的には、彼らは、アジャイルが彼らの権威(技術面でもマインド面でも)への挑戦であるとの思いから、アジャイルなマインドセットへの関心を持たない。もしくはアジャイルのビジネス上の利点について理解していないか留意していない。たんに自分の立場を維持したいと思っている。

それでは。

 2011/08/28
このエントリーをはてなブックマークに追加