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スクラム概要とユーザーストーリーの書き方
みなさんこんにちは。@ryuzeeです。
SlideShareを徘徊していたら良いスライドを見つけたのでご紹介します。
著者のPeter Saddington氏はアジャイルコーチで、AgileScoutというブログやScrum Pocket Guideという本を書いたりしています。
このスライドでは前半でスクラムの説明(ロール、アプローチ、鶏と豚、会議体、作るもの等)をして、途中一旦の締めとして、アジャイルやスクラムにおける大事なこととして以下を説いています。
- アジャイルの核はチームにあること
- 優先度が最高のもっとも価値のあることから集中して取り組むこと
- コミュニケーションの重要性
- ドキュメントはプロセスの中で書いて、前払いはしないこと
- レビューを繰り返し繰り返し繰り返し行うこと
- 完成を定義すること
後半ではユーザーストーリーについてのより良い方法についてです。 ここでは、ユーザーストーリーは会話であり、異なるロールの人たちの間の会話をファシリテートするものであると定義して具体的な書き方についてワークショップ形式で記述されています。 一読の価値があります。
ユーザーストーリーといえばJeff Pattonのユーザーストーリーマッピングでしょう。 この資料も面白いと思います。 1月に行われたJeffさんのCertified Scrum Product Owner研修でも出てきました。
また、あぶないストーリーの兆候としてCarlo Kruger氏が以下のようにまとめています。
- 小さすぎる、もしくは大きすぎるストーリー
- 見積りが収束しない
- シナリオがない/受け入れ基準がない
- 他のストーリーに依存している
- 金メッキ
- 細かく記述しすぎ
- UIを定義してしまっている
- ずっと先のことまで考えている
- しばしば分割する
- 優先順位づけに困る
- 技術用語で書く
それでは。