アジャイル開発に取り組むチーム向けのコーチングや、技術顧問、認定スクラムマスター研修などの各種トレーニングを提供しています。ぜひお気軽にご相談ください(初回相談無料)
Q. 初回リリース後に発生する運用系のタスクは別のチームに任せるのですか?
初回リリース後に運用関連のタスクが発生するのはそのとおりですが、理想は開発に携わったスクラムチームがそのまま担当するのが良いでしょう。 運用部分を別のチームに引き継いでしまうとチーム間の調整が発生して動きが遅くなりますし、既存の悪しき風習で「運用でなんとかする」となりがちです。 また、初回リリースはそもそもゴールではなく、スタート地点に過ぎません。そこからがプロダクトにとっての勝負です。 そのため初回リリースが終わったからといって、スクラムチームをいきなり解散したり、スクラムチームの人数を減らしたりしてもいけません。
スクラムチームを維持して、そのチームで開発と運用を引き続き実施することで、運用の手間が極力かからないように継続的に改善しながらプロダクトを運営していきましょう。 Amazonやマイクロソフトでも同じようなやり方をしていて、開発チームがプロダクト自体の運用や障害対応等を担当しています。
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SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】 スクラムチームではじめるアジャイル開発
- 著者/訳者:西村 直人、 永瀬 美穂、 吉羽 龍太郎
- 出版社:翔泳社
- 発売日:2020-05-20
- 単行本(ソフトカバー):288ページ
- ISBN-13:9784798163680
- ASIN:4798163686