アジャイル開発に取り組むチーム向けのコーチングや、技術顧問、認定スクラムマスター研修などの各種トレーニングを提供しています。ぜひお気軽にご相談ください(初回相談無料)
Q. 複数チームのスクラムマスターをしているとき、すべてのチームのイベントに全部参加しなければいけませんか?
スクラムガイドを確認してみましょう。要約すると以下のようなことが書かれています。
- スプリントプランニング
- スクラムマスターは参加者に目的を理解してもらうようにする
- スクラムマスターは、スクラムチームにタイムボックスを守るように伝える
- スプリントプランニングでは、スクラムチーム(プロダクトオーナー+開発チーム+スクラムマスター)がスプリントゴールを設定する
- デイリースクラム
- スクラムマスターは、開発チームにデイリースクラムを開催してもらうようにする
- デイリースクラムは開発チームのためのミーティングである。それ以外の人たちが参加する場合、開発チームの邪魔にならないようにスクラムマスターが配慮する
- スプリントレビュー
- スプリントレビューでは、スクラムチームとステークホルダーがスプリントの成果をレビューする
- スクラムマスターはスプリントレビューが確実に開催されるようにして、参加者には目的を理解してもらうようにする
- スクラムマスターは関係者全員にタイムボックスを守るように伝える
- スプリントレトロスペクティブ
- スクラムマスターは、このミーティングがポジティブで生産的になるようにする
- スクラムマスターは、全員にタイムボックスを守るように伝える
- スクラムマスターは、スクラムのプロセスを説明するために、チームメンバーとして参加する
つまり、スプリントプランニング、スプリントレビュー、スプリントレトロスペクティブにはスクラムマスターが必要ですが、デイリースクラムは開発チームが自分たちでうまくできているなら必須ではないことになります。
カテゴリ
スクラム スクラムチーム プロダクトオーナー スクラムマスター 開発者 プロダクトバックログ プロダクトバックログアイテム プロダクトバックログリファインメント スプリントバックログ インクリメント スプリント スプリントプランニング デイリースクラム スプリントレビュー スプリントレトロスペクティブ プロダクトゴール スプリントゴール 完成の定義 プロダクトマネジメント プロダクトマネージャー 見積り アジャイル
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】 スクラムチームではじめるアジャイル開発
- 著者/訳者:西村 直人、 永瀬 美穂、 吉羽 龍太郎
- 出版社:翔泳社
- 発売日:2020-05-20
- 単行本(ソフトカバー):288ページ
- ISBN-13:9784798163680
- ASIN:4798163686