2014年ふりかえり

 2014/12/30
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年末なので、2014年をふりかえってみることにします。なんか例年と代わり映えしない感じで、本を書き、原稿を寄稿し、仕事をするという一年でした。

1月

牡蠣

色々原稿に追われてました。あとは自分の中に監視ブームがあったので、Sensuと沢山戯れてました。

仕事でシアトルに一週間ほど出張。左がその戦果です。アメリカのみならず三重産や熊本産を含む13種類の牡蠣の食べ比べです。牡蠣は地域によってかなり味も形も違いますが、色々楽しめて最高です。なお、一緒に行った人のうち数名がその後腹痛で大変な目にあったようです。


2月

実践Vagrant

追われていた原稿の1つ、実践Vagrantが発売になりました。本文の翻訳は玉川竜司さんで、僕と、伊藤直也さんで巻末にVagrantのプラグインの話やPackerの話を日本語版の特典として描き下ろしました。 僕が紹介したプラグインは、Sahara、vagrant-global-status、vagrant-vbguest、vagrant-omnibus、vagrant-berkshelf、vagrant-cachier、vagrant-execの7本になります。Vagrant周辺ツールは環境の変化がとても早く、vagrant-global-statusはその後本体に同様の機能が実装されたため開発が終了、vagrant-berkshelfも本体に追随するのが難しいということで、Berkshelf単体で使う方向になっています。

仕事では、Developers Summit 2014で。デブサミ2014【13-E-3】クラウド時代の環境構築・デプロイ自動化戦略というテーマで登壇しました。まぁいつもの系統です。


3月

Chef実践入門の追い込み作業をしていました。5人の共著ということもあり、レビューは年末年始に終わっていたものの、細かい調整に非常に時間がかかった記憶があります。 原稿は全てマークダウンで記述した上で、GitHubで管理しており、コミット毎にJenkinsがhtmlやPDF形式にビルドして各著者のDropboxに配信する、といういつもの執筆環境でした。 このグラフを見る限り1年以上前に執筆が始まったものの、2013年の10月まで全然進捗がなかったことが分かります。担当編集の池田さんごめんなさい(笑)

仕事では、JAWS DAYS 2015で、プロビジョニング&デプロイ on AWSのキホンというテーマで登壇し、その光景がちらっとだけワールドビジネスサテライトに映りました。

コミットグラフ

4月

桜

今の会社で2年目に突入。2013年の4月に仕事を変えた歳に、コミュニティ関連の人たちみんなから「半年しか持たない方に5000ペソ」「1年しか持たない方に10000ペリカ」みたいなことを言われまくったのですが、幸いにして何とか生き延びれたようです。なお、2014年12月時点でも在籍していますので、あと一ヶ月経つと、一番最初の某SIerでの在籍期間を抜くことになります。

あとは、なんか会社の近くの川の桜が綺麗だったことくらいしか覚えていない…


5月

5月22日に「Chef実践入門 コードによるインフラ構成の自動化」(技術評論社)が発売されました。

Chef-practicalguide-cover

昨年前半に着手していたので丸一年かかったことになります。伊藤直也さん、並河さん、安藤さん、菅井さん、というすごい人達と一緒に本を書けたので得るものが大きかったです。 本の内容は、Vagrantを使って簡単なクックブックをChef Soloを使って実行するところから始まって、各リソースの使い方や、実際のクックブックの例、serverspecとTest-Kitchenの組み合わせによるテスト駆動開発、クックブックを書いていてよくハマる点についてのTIPS、Chef Serverの構築などなど、幅広く網羅された感じになっています。Chef界隈も変化が激しいですが、現時点ではまだ陳腐化はしていないので、まだChefに取り組んでいない方は是非手にとってみてください。なお、こちらの書籍ですが、技術評論社さんの電子書籍化の推進に伴い、2014年12月頭くらいから電子版の購入も可能になっています。

仕事では、お客様先にスーツで行ったら似合わないと言われました…


6月

JAWSUG東京に参加して、Sensuの話をしました。丁度そのころ仕事でもSensu関連がいくつかあって楽しかった記憶がありますね。

7月

日経SYSTEMS「開発現場でホントに役立つツール」という連載の第6回の記事をずっと書いてました。ここで取り上げたのはVagrantで、エマージング系のエリアの方であれば今更聞くまでもなく使っている人がほとんどだと思うのですが、主にSIerとかエンタープライズ向けの視点で紹介しています。頼むからプロジェクトに参加するとまずは開発環境の構築にN日かかる(N>=2)とか、全員で共通の開発環境をつつく、とかやめてほしいです。ところで大昔、共用の開発環境で「まさかSQLインジェクションなんてないよね?」とか言いながらDelete文をくっつけてリクエストしてみたら本当にデータが消えて、開発者に文句言われたことがあります。その文句僕にいうのは筋違いだ…

仕事では胸熱な成果が目に見える形で出た月でした。2012年の10月に札幌で行われたJavaFestaはこのためにあったのか!!

8月

沖縄

恒例の沖縄一週間。あいにく予報ではずっと台風ということだったのですが、一日を除いては全部晴れて何よりでした。カヌチャベイホテルはいつ行ってものんびりした時間を過ごせる場所なので、もう10回近く行っていますが未だに飽きない。50歳になったら沖縄に移住する予定なので引き続き詳細にリサーチします。


9月

シドニーで寿司食った

仕事でオーストラリアに人生で初めて訪問しました。左の写真はそのときの様子。シドニーにはフィッシュマーケットという魚市場があって、そこでは新鮮な魚介類をその場で食べることが出来ます。 驚いたのはオーストラリアの物価の高さで、一風堂でラーメンとビール頼んで約3000円、左の写真の寿司も約3500円でした。日本はデフレなので旨い寿司を安く食べれて言うことないです。

仕事では30分くらいのプレゼンを英語でやる、という人生初めての体験をしました。英語重要…


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Chef実践入門のあとにまた書いていたCakePHPで学ぶ継続的インテグレーションが9月19日に発売となりました。PHPに関することを書くのは初めてでした。一昨年のPHP祭り(福岡)のときに知り合ったCakePHPコミュニティの渡辺さんに声をかけていただいたのがキッカケです。いろんなところで発表すると、それがどんどん他のことに繋がっていくのを実感しました。執筆はいつも通りの環境から何も変えることもなく自動化して進めました。この本最初は7月末に脱稿予定だったのですが、どうしても厳しくてこの時期になってしまいました。ということで夏休みは校正ばっかりしてた気がします。

「PHPだと糞なコードが」みたいな論調を見かけることもあるのですが、どの言語で書いても糞なコードは存在します。PHPでも当たり前のことを当たり前に出来るんだ、ということを紹介するための本という位置づけかと思います。あと、Chef本でもそうでしたが、書籍の中で取り扱っているコード(環境を一気に構築するVagrantfileなんかも含みます)を公開しました。執筆中も著者の間で共通して使っており、プルリクエストベースで修正をおこなってきています。


10月

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WEB+DB Press 83号に原田騎郎さんと一緒に強いチームの作り方というテーマで寄稿しました。

WEB+DB Pressは10年以上前の発売号からほぼずっと読んでいたのですが、まさかそこに自分が書くことになるとはという感じです。編集者の技術評論社池田さんとは企画段階で1回会ったきり、共著者の原田さんとは途中品川駅前のとある店で外でビール飲みながら内容すりあわせたくらいで、あとは定番のGitHubを使った執筆でした。

ここの中では、強いチームの構造とはどういうものなのか?多様性とはなにか?多様性をはぐくむにはどうするか?チームの責任とは?チームの育成はどうやるか?メンバーの入れ替えはどうするのか?ファシリテーターがいるとどうなるか? 強いチームのコミュニケーションスタイルとはどういうものか?会議やメールやチャットなどをどう使い分けるのか?組織構造とコミュニケーションは関係あるのか?みたいな話を書いています。チームの話だけで一冊くらい平気で書けてしまいますし、実際にそういった本も沢山ありますので、興味ある方は、Team GeakとかHow Google Worksあたりも読んでおくと良いかと思います。そして原典という意味ではピープルウェアあたりも押さえておくことをお勧めします。


楽天テクノロジーカンファレンス

10月25日に開催された楽天テクノロジーカンファレンスで、テクノロジーアワード(Ruby賞)を受賞しました。5月に発売したChef実践入門が評価されてのことで嬉しい限りでした!! この日、朝一で子供の授業参観に行き、2時間目終了時点で息子を早退させ、親族の結婚式に参加し、夕方それを途中で抜けてみなとみらいからタクシーに乗って青物横丁まで向かう、という普段のひきこもり属性からは考えられない慌ただしい一日だったのを良く覚えています。表彰式の後、組織パターンで有名な、Jim Coplienさんが丁度来日中だったので、軽く一杯飲みながら、エンタープライズ企業のアジリティ向上について話をしました。

詳細はこちら

11月

日経SYSTEMS「開発現場でホントに役立つツール」という連載でChefの記事を書いてました。12月頭に発売になっています。こちらも趣旨としては、Vagrantの回と同じです。

仕事では、11月25日に、AWS Cloud Roadshow 2014 名古屋で、「導入支援サービスの現場から見た、企業でのクラウド導入の勘所」というテーマで登壇しました。開発プロセスや組織、自動化、デプロイ、プロビジョニング以外の話をするのは初めてだったような気がします。

12月

刺身

引きこもり属性なので例年は忘年会参加は少なめですが、今年は例年以上でした。寿司屋か魚系の店しか行っていない気がします。

仕事では、11月に引き続き、AWS Cloud Roadshow 2014 大阪で登壇しました。


過去5年のふりかえりはこちら

 2014/12/30
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